昨今、障がい者グループホームは年々増加しております。2009年4月には棟数は約5万件(全国)だったものが、2020年4月のデーターではなんと約13万件にも増加しております。何故?障がい者グループホームがここ数年で急速に増加したのか下記にご説明いたします。
障がい者グループホームへの入居者の中心層は団塊ジュニアと呼ばれている40~50歳代の方が多くなっています。理由は70歳代以上の高齢になった親にとって自分が亡くなった後に障がいを持つ子供の将来を預ける場所として選ばれております。
しかし以前は、入居者が65歳になれば「介護保険」の給付が優先され介護認定を受けてホームから退去しなければいけないケースもありましたが、2018年年度に運用が明確化し介護保険には実質的に同等のサービスがないとみなされ、65歳以降も障がい者グループホームへの入居を継続できるようになった事もあり障害者グループホームの利用が急速に拡大したようです。そのため障がい者グループホームの運営や立ち上げをサポートするコンサルタント会社が増加した事も一因と言えます。
グループホームが増えるのは、入居者様にとって選択肢がたくさん増える事なのでよい事なのですが、やはり現在は制度への充分な理解がない事や運営ノウハウの取得に差があるようです。このような事情から「開設規制」の導入の可能性もあるようです。
いずれにしても、入居者側は選択数が増加した事は良いが自分に合ったホームの見極能力も必要になってきたという事ですね。
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ライフエール中央町 2階 (1階は児童発達支援 ピッコロ・パッソ)
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