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先日、訪問介護を経営している知り合いと雑談をしていたのですがその話と言うのは「仕事はたくさんあるが職員がいない」と言うお話なんですね。高齢者の人口は年々増加していますので、介護を必要とする方も比例して増加しているので、訪問介護の仕事は年々増加しているが実際にははその仕事を担う「ヘルパー」さんの退職者が増加しているので仕事を受ける事が出来ない状態になっていると言うお話なんですね。
ここで少し訪問介護について簡単に説明しますと、介護認定を受けたご高齢者ご本人が、自宅や高齢者住宅などで介護サービスを受ける事が出来るサービスの事でこのサービスを受ける事が出来るからこそ、今までと同じようにご自宅などで生活を維持する事が出来るというとても大切な仕事になります。
一見障がい福祉と何の関係があるの?と思われる方もいるかと思いますが実は直接的・間接的に関係します。
それは訪問介護を受ける事が出来なくなった(サービス提供回数が減った)ら誰が介護を引き受けるのですか?という問題です。 そうですご家族の誰かがヘルパーさんに替わって介護をしなくてはいけなくなります。そうするとご家族の誰かが、勤めていた会社を退職したり勤務時間を減らしたりする(介護離職)事が増えてきます。
具体的には、当社も介護事業を運営していますが、当社の介護職員がご身内の介護をする為に退職したり勤務時間を減らしたりする事が増えてきています。
これは、当社介護事業だけではなく障がい福祉事業の職員にも同様に傾向が出だしています。重度の障害をお持ちでご自宅で訪問介護サービスを受けておられる方にとっても大変需要な問題でありますよね。こんな大切で重要な事が深刻化する前にしっかりと国へ現状を伝えていく必要があります。当社は様々な協会(団体)へ入り集団で現状や改善案を国へ伝えております。皆様のお力を必要とする時もやってくるかもしれませんがその時にはぜひご協力頂ければと思います。障がい福祉サービスも介護福祉サービスもサービス内容の低下がないように皆さんもぜひ国の動きを注視してください。
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