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執筆者の写真グループホーム ライフエール

見守りと支援のやり方次第で入居者様の成長が違います。

私が「障がい者グループホーム」と言うものを知ったのが約3年前くらいでした。

既に高齢者向けのデイサービスは運営しておりまたのでグループホームというと認知症の高齢者の方々が入居し自立した生活を送る場所と言う認識はありましたので、障がい者グループホームと言うのは障がいをお持ちの方が自立した生活する場かな?と思いました。


その時に、福祉施設を運営している協会の説明会がありましたのですぐに申込み説明会に参加してきました。思った通り障がいをお持ちの方が地域で自立した生活を送る場所だという事は合っていましたが、高齢者のグループホームとは全く違うものである事がわかりました。


それは、高齢者グループホームは「介護」。障がい者グループホームは「支援」になるという事です。(身体介護の必要な障がい者グループホームもあります)


当社が運営しているグループホームには、今のところ身体介護の必要な方はいらっしゃいません。ものすごくお元気な方が多いです。


高齢者のグループホームや施設は、ご本人が動けない方が多いので職員がたんたんと介護していきます。ある意味流れ作業に近いです。

ところが、障がい者グループホームは、みなさんお元気なのでご自身で出来る事が多々あります。ただしすべての事が出来なかったりするので、見守りとお手伝い(支援)が必要になります。実はこれがすごく大変なんですね。


高齢者デイサービスも同じなんですが、介護職員が手を引いて移動した方が早くて安全なんですがそれでは身体機能が低下してしまいます。


実は、障がい者グループホームでも同じ事が言えます。入居者ご本人が訓練すれば出来る事を世話人がさっとやってしまうと本来出来る事が出来なくなってしまいます。


世話人がさっと動いた方が、早くて間違いがありません。世話人自身も「楽」です。

しかし、これが本当に良いのでしょうか?


やはり、ご本人が出来る事はしっかりと見守りながらやってもらうのが一番です。

これから障害者グループホームを探される方は、「支援のやり方」をじっくりと伺った方が良いですね。


しっかりと見守って、支援をしているホームに入居すると自宅で生活している時よりも何かが成長するはずです。 


見学に行かれる時には是非お部屋だけではなく、しっかりと支援のやり方を聞いてみてください。


イメージ写真です。

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