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老障介護の問題

いつもブログをご覧いただきましてありがとうございます。

私は普段クルマで通勤しているのですが、渋滞する交差点が一か所あるのですが、その交差点を避けるにはかなり遠回りになるので、渋滞を覚悟するか通勤時間をずらすしか手立てがありませんでしたが、最近少し涼しくなってきたので試しにスクーターで通勤してみると快適だったのですがやはり雨降りの時は困りますね。小雨であれば雨具を着用してみる気にもなりますが、大雨の日にはバイク通勤は怖いですね。記録的な最高気温が少しましになったと思ったら大雨ですよ。気候がおかしくなってますね。そういえば桜が咲き始めた地域がニュースに出てました・・・


みなさん「老障介護」と言う言葉をご存じですか?老⇒老人の老 障⇒障がい者の障でようは、高齢者のご両親が障がいをお持ちのお子様の介護をしている状態です。

特に問題になっているのが、ご高齢で片親(お父さんだけか、お母さんだけ)、そしてお子様が「強度行動障害」の場合です。

親御様は年齢とともに体力が無くなっていきますし、入院する事もあります。順番で行けばお子様よりご両親の方が先にお亡くなりになります。

しかし現状は、強度行障がいをお持ちの方を受け入れる事の出来る施設がほぼない状況です。

ヤフーニュースに出ていた記事でも、お母さんが5年間で40か所の施設を訪れたが、強度行動障害をお持ちの息子様を引き受けてくれる施設がいまだに見つかっていないと書かれていました。強度行動障害の方を対応できる施設も130人待ちなのでほぼ見込みがないという事が書かれていました。


強度行動障害に対応しようとしますと、建物の構造や環境も限定されますし何よりも、障がいについて知識や経験が豊富な職員が多数必要になってきます。

当社も運営していますグループホームは夜間の世話人・支援員は1名で入居者様の対応をしていきますが、強度行動障害をお持ちの方の場合はパニック蒔には数名の職員で対応する事になりますのでかなり対応が難しくなってきます。


高齢者が高齢者を介護する「老老介護」問題は以前より問題視されてきましたが、障がいにおける「労障介護」も問題になってきています。国も調査をはじめましたがなかなかの難題ですね。知識と経験のある人材(職員)はすぐに増えません。国として即時に新しい制度体制をつくる事が重要です。


専門知識の習得が必要ですね。


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