現在日本では、国民全体の人口は減少傾向にあり、内訳は少子高齢化となっております。日本は戦後何もない状況から経済大国と言われるまでになる過程で多くの家族がマイホームを所有したのですが、その家の持ち主の高齢化で空き屋となりほとんどの地域で問題の一つとして活用方法に頭を悩ましている状況です。
この状況からすると、空き家をグループホームとして活用するのはすごく良い方法だと思います。物件状況にもよりますが簡単なリフォームで済む場合が多いと思います。
不動産会社へ空き家物件を探しに出向くと、提示条件に合った物件を出してくれるのですが、使い道が「障がい者グループホーム」だと伝えた途端に表情が曇りお断りを受けます。理由はやはり物件オーナーさんが障がい者へ貸すと「物件を痛めるのではないか」とか「ご近所さんに迷惑をかける事になる」と言う理由がほとんどでした。
障がい者の事は詳しくしらないが、イメージとして「怖い」と言う事らしいです。
気持ちは理解できます。身近に障がいを持った方がいないと接する機会もありませんし、大きな声を出しているのを聞くと、全ての障がい者がそうなのか?と誤解いします。
この誤解にはやはり、ご近所様とのお付き合いをしっかりする(挨拶は特にしっかり)事と各自治体が協力してくれない時間がかかるかなと思います。
協会とも相談して今後の課題として自治体への働きかけを検討していきます。
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