入居者の中に「知的障がい」の方がいらっしゃいます。知的障がいには3つの定義があるそうです。
1.知的機能の制約があること。
2.適応行動に制約を伴う状態であること。
3.発達期に生じる障がいであること。
とネット検索すると出てきますがなんだかわかりづらいですね。障がいをお持ちの方達と接する機会のない方からすると未知の領域になりますから、「怖い」と言う心理が出てくるようです。知らないのだから当然ですよね。
例えば、グループホームを作る時にまず問題となるのがホームを賃貸で借りたい場合に家主さんが使い道(障がい者ホーム)を言っただけで貸してくれません。
借りれたとしても今度は、ご近所の皆さんから猛反発が出ます。新築の場合でも建築を断念する事も少なくないようです。反対される理由はやはり「怖い」と言う感情によるものが大きいと思います。
グループホームの場合は特に入居者は就労されていますので日中はホームにはいません。夕方帰宅され入浴・食事・娯楽の時間を楽しんでから就寝に入ります。朝もほとんどの方が自分で勝手に起床されます。とてもまじめで駆け引きなどしません。挨拶もできます。ギターも弾きます。私は楽器が出来ません(^^;・・・・
やはり、知ってもらうという事が大事なんだと思いましたね。
当ホームも昨年10月にオープンして4か月目ですが、ご近所様からお全くノークレームです。賃貸物件のオーナー様も当ホームを見ていて、これなら自分達で運営してみたいと思っていただいたくらいです。
地域でしっかりと自立して生活してもらう事はご本人様は勿論の事、将来に向けて活躍の道を広げていくきっかけになる第一歩だと考えます。
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