先日 当社が運営していますワークエール高司へ相談支援専門員の方に見学へお越しいただきました。色々とお話をさせていただいている中でよく出てきた言葉が「昔のB型」と言う言葉でした。昔のB型と言う事を今まで考えた事がなかったので大変興味がありましたので
もう少し詳しくお話を伺ったところ、昔のB型と言うのはうまく表現できませんが「ご利用者様の将来に結びついていない」事業所の事のようです。
例えば、チラシ折りやポスティング作業についていえばチラシを折って、ポスティングして終わりでは利用者様の成長や発展に結びつかないという事ですね。
当事業所でもチラシ折りやポスティングをしているのですが、チラシのデザインから印刷の手配まで事業所で行っており、チラシの内容は当事業所の営業チラシや当事業所(ワークエール高司)の新規事業や既存事業の宣伝チラシですので、利用者様が作成しポスティングした成果が新たな利用者様からのお問い合わせだったり、既存事業のお問い合わせだったりしますので単純にチラシを折ってポスティングで終わりではなく、成果が利用者様自身の仕事の幅を広げたり、工賃を上げる事につながっておりますので「今の就労B型」に近いのかなと感じております。もちろんチラシのデザイン力も少しづつ上がってますよ。
昨今では「就労継続支援B型」と言う種別名も看板に出しておらず、おしゃれな外観におしゃれな事業所名にしている事業所様もあり、ぱっと見は喫茶店?と間違えそうな事業者様もおられますよね。そういった事業者を訪ねると色々と学ばせてもらえる点がたくさんあり運営側も視点を変える必要があることがわかりました。
令和6年度の報酬改定でも、利用者様へお支払いしている平均工賃によって事業所がいただける報酬単価に大きな違いがでてきました。(就労継続支援B型の報酬の話です)
今までのように安い単価の作業をこなしているだけでは事業所として存続できなくなるわけですね。事業所とし今までよりも付加価値の高い仕事を工夫しなくてはいけませんね!!
当グループホームからも数名の入居者様が就Bで活躍されていますので、今後はより地域で活躍できるようにすすめていきます。
イメージ写真です。
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