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就労継続支援A型事業所の閉鎖があいついでいます。

まだまだ猛暑が続きますね。当社職員もとうとう熱中症で一名入院してしまいました。

本当に身体にキツイですね。

あとスーパーにお米がないですよね???令和の「米騒動」と呼ばれていたりしています。

この米不足の原因には大きく2つの理由があるそうです。

 ※元経産官僚 岸博幸氏より


①つ目 2023年の猛暑による不作の影響。「米がこの暑さで焼けてしまい茶色い米がたくさんできてしまい販売できない。」


②つ目 訪日外国人の増加によって米の外食需要が拡大している事。

など上記の理由が挙げられております。


あと農林水産省の政策ミスの影響も大きいという事みたいです。

「米の需要は減っていくので田んぼを減らそう」と減反政策をしたり、食用米ではなく家畜用の米を作りましょうと誘導し補助金まで出していたようです。

ただ少しづつ新米が出始めているので、慌てないでくださいと言うニュースも出ていましたので買い占めは不要ですね。


ここからが本題になります。

令和6年度の報酬改定を機に、3月~7月の約5か月間で全国(129自治体)で「就労継続支援A型」が329カ所閉鎖で約5000人の方が解雇や退職しているというニュースが入ってきました。この数字は全自治体ではないのでもう少し大きな数字になると言われております。


みなさん気になる閉鎖理由なんですが、A型の場合は工賃ではなく給与になるわけですから施設側は利用者様へ給与(最低賃金以上)+ 社会保険 + 交通諸経費などなどそこそこの経費が必要なんですが、生産活動で稼げていない事業所は国からの報酬も下げられるので、逆立ちしても運営をやっていくことが出来なくなり閉鎖に踏み切った。

そしてまた驚きなのが、全国のA型事業所の80%が赤字経営になっているという事です。

しかしながら、こんな状況でも残るA型事業所もたくさんあり本当に強い事業所なんだと思います。このよう強い事業所がはっきりとわかるのでその事業所で再スタートするのもよいでしょう。


で・・当社が運営しているB型事業所は影響ないかと言えば全くそんな事はありません。

そこそこは稼いでいたA型事業所がB型事業所へ事業登録を変更してきますのでさらにライバルが増加します。またB型事業所もA型事業所同様に生産活動でしっかりと儲けないといけなくなるという事です。現在、B事業所の平均工賃は1万5000円前後だと言われております。

この金額をおそらく数年後には5万円くらいまで引き上げないと、報酬の大幅減額になると思われますのでうかうかしておれません。今後は事業者もしっかりと生産活動をしていかないと生き残れませんが、利用者様側もがっつりと生産活動をしていかないと厳しくなってくると予想しますね。

今からしっかりと自立した生活に向けて計画していきましょうね!









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