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執筆者の写真グループホーム ライフエール

ホーム運営の「質」を上げていきます。

当グループホームは、まだ2年目ですがベテランスタッフのおかげで大きな事故もなく2回目のお正月を迎える事ができてホッとしています。


またグループホーム以外には機能訓練特化型デイサービスや治療院を運営しております。

機能訓練特化型デイサービスは介護保険を利用して通所にて機能訓練する場所です。


2000年に介護保険が出来て21年目を迎えますが、2000年当初は介護施設を新規で立ち上げるのも規制が緩く、介護報酬も今と比較して高額だった為、「誰でも出来て、儲かる」というキャッチフレーズで異業種から大量の事業者が介護業界に流れ込んできました。


しかしある程度以上に施設が増加してくると国は、様々な規制を強くして次に介護報酬も下げていきました。そうすると「しんどい割には儲からない」となって一定基準のレベルに達していない事業者は自然淘汰されていきました。(実際にはM&Aで企業売買が多くなりました)


今、障害福祉業界も介護業界と同じような流れになってきていますね。放課後デイサービスも最初は規制も緩く新規開設が出来て報酬も高かったので、あっという間に増加しましたが

規制が厳しくなってから、閉鎖するところも増えてきましたね。

障がい者グループホームも全く同じ流れになりだしていますね。


 「経験一切不要。高収益。安定収入。低資金開設可。」というどこかで聞いたような?キャッチフレーズで事業説明会を開けば、すぐに参加希望者で埋まるようです。

特に今は、新型コロナで解雇や賃金が下がっているケースも増加しているため脱サラして儲けようと言う方々が増加しているようです。


確かに、開設して入居者が決まれば、決まった国からの収入が入ってきますが実は、簡単にはいかないところです。それは職員(人材)の質が全てだからです。


ものすごくよい物件(建物)におしゃれな家具が置いてあっても、ご利用者様を支援するのは建物や家具ではなく人であるからです。しかもほぼすべての職員の質が良くないとあっという間に運営の質が下がります。特にグループホームは夜間はほぼ職員一人で仕事をしているのでしっかりと職員のしている仕事の質を見抜けないと悪化していきます。


ある一定以上の質を担保した職員で安定運営しようとすると時間がかかります。

当社が運営しているデイサービスも完全に職員が安定するまでに2年以上かかりました。


私は、デイサービスの運営経験があるのでこだわった部分は、運営の要である「サービス管理責任者」を常勤雇用する事でした。実はグループホームでは、サービス管理責任者は非常勤(バイトok)でも可なんですね。でもサービス管理責任者が週2~3回の出勤では足らないと思っています。


私自身も現在サービス管理責任者の資格を受講しています。今年はもう1名受講させる予定です。サービスの質を上げるのはやはりしっかりと勉強して資格を取得するのが基本だと思っていますので、今後も「質の向上」をしっかりと実行し続けていきたいと思います。







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