今週は兵庫県のサービス管理責任者基礎研修を受けてきました。会場では1グループ4~5名単位で課題をこなしていきます。グループでは意見を出し合い個別支援計画を作成したり、実際に作成した個別支援計画をもとにロープレで発表します。
研修のほとんどの時間はグループで話し合うか、ロープレをしていますのでクタクタになりました。グループでは初対面の方ばかりなのでなおさらです。
しかし、実際の仕事でも最初は初対面から始まりますので実践訓練だったわけですね。
相談支援員の役になったりサービス管理責任者の役だったりご家族やご本人の役になりきってロープレします。そして参加されていた他のグループ(全体で11グループありました)の方も言っておられましたが、それぞれの役になりきって話してみた時に今までには感じた事のない感覚を感じたと皆さんも感じてました。
例えば、ご本人役になり作成された個別支援計画の内容を聞いた時に自分の想いと違うと寂しい気持ちになったり、うまく自分から気持ちや言葉を引き出してもらえないと残念な気持ちになると皆感じたようです。それはご本人役の時だけでなくご家族役でも同様です。
上手な個別支援計画を作成するにはもちろん、「経験」が必要になりますが一番大切な事は「情報量」だと感じました。ご本人様の普段の状況や変化を敏感に察知し情報として蓄える事が大事です。日中活動の場でのご様子。夜間(グループホームやご家庭)のご様子が違うかもしれませんので、それぞれの情報を細かく集めて分析する必要があります。
伺った情報が本当に正しいのか、別の人が確認してみる必要もあります。
また、うまく心の内容を表現するのが苦手な方からもうまく心のうちを引き出す技術も必要ですね。
サービス管理責任者はもちろんですが、係る者すべての方がきちんと知識を蓄え経験を積む事がいかに重要かという事が具体的に分かった研修でありました。
まだ、「サービス管理責任者基礎研修受講済み」と言う段階なので、車で言うと仮免許が取れた段階ですので正確には、あと2年間の実務時間を要し、さらにまたまた研修を受講しなければいけないようなので道のりは長いですね。
もちらん、当ホームには経験豊富なサービス管理責任者が在籍しておりますのでご安心ください(^^)/
イメージ画像です。
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