当社には、私を含めてサービス管理責任者が4名在籍しており、うち2名は児童発達管理責任者の資格も保有しております。
サービス管理責任者が多い程良いホームだと言いたいのではありません。
障がい者グループホーム1棟目をオープンしたころは、私は障がい福祉の事は素人でベテラン(障害福祉業界)の職員の言っている事がなかなか理解できませんでした。
そこで私(代表者 梅井)も今年、サービス管理責任者基礎研修を受けてきました。車の免許で言えばまだ仮免か初心者マークがついている状態です。
しかしながら、専門の知識を勉強する事によって、ベテラン職員の言っている事が理解できるようになりました。これは本当に大切で大きな事だと思います。
あるグループホームでは、入居者様に対してフルサービス?(出来ない事をすべて職員さんがやってあげる)をしているらしいという噂を耳にしました。私もサービス管理者基礎研修を受講する前だったら、「負けてられない、当ホームもすぐにサービスを充実させないといけない」と指示していたかもしれません。
しかし今の私は「やりません」それは、サビ管研修でそうすることは間違いだと学んだからです。
例えばこうです。新しく入居されてきたAさんは毎朝寝坊して、あらかじめ設定した時間に起きることが出来ず就労活動にいけません。
この場合、フルサービスのホームでは、職員が声がけして起こしてあげると思います。
しかしこれは間違いです。
あくまでも「支援」と言うキーワードを忘れないようにすれば、起こしてあげるのではなく、なぜ?起きることが出来ないか話あって見つける事から始めます。
例えば目覚まし時計の設定や使い方がわからなかったので、朝アラームが鳴らなかったとすれば、職員と一緒に目覚まし時計の使い方を覚える事が支援だと学びました。
支援と介護は全く違うという事です。これがわかるのとわからないのとでは、グループホーム運営の質がかなり違ってくると思います。
一緒に学びましょう!
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