グループホームって何ですか?とあらためて聞かれる事がほとんどなかったのですが、最近知り合いから障がい者グループホームって何?と聞かれたので正確に返答しようと思い専門書を開いてみました。 下記の通りです。
グループホームは、知的障害(精神障害)者の地域における生活の場の一つである。
知的障害(精神)者も「普通の場所で普通の生活をするのが当然」と言う考えに立つものである。すなわち、基本的に人として社会的ニーズは何ら特別のものではないという事である。
誰でも、地域社会で生活する為には住宅費その他の経済的負担を負う事になる。知的障害(精神障害)者も同様である。知的障害(精神障害)と言う障害があるがゆえにほかの人とと違って必要となるサービスとは、本人が必要とな「部分」を支援する事である。
グループホームの制度とは。この「支援」の部分に対して公的に補助する事である。
と書かれておりました。バリアフリーの考え方とすごく似ているなと思いました。
障害をお持ちの方が当たり前に地域で生活する為に、壁を取り除き(支援によって)当たり前に普通に生活する場所であるという事です。
ここで難しいのが、ご本人が必要とするサービス(支援)は何かを見極める能力(見立て)が結構必要になるという事です。
しっかりと見立てをしないで必要以上の支援を行う事は決して本人の為にはなりません。
本来持っている能力をなくしていくことになります。
これからグループホームの入居を考えておられる方は、グループホームの運営方針など支援についてどのように考えているのかと言う事もしっかり聞かれたほうが良いかと思います。
以前書いたブログにも書いていますが、現在障がい者グループホームが急激に増加している事により運営の質の差が激しくなってきている事が懸念されております。
当ホームも「運営の質」には運営開始時より気にかけていた部分ですので今後ますます努力していかないといけない部分であります。
自分らしい生活を手に入れましょう!!
※イメージ写真です。
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